Lステップを使った集客とZoomセミナーの相性は抜群です。友だち登録者にセミナーを告知して多くの参加者を一瞬で集められれば、そこから大きく成約に繋げられる可能性が高まりますからね。

しかし、人数を集めて単にセミナーをやるだけでは、成約率も向上しませんし、それだけ労力もかかってしまいます。なのでLステップの機能を使いこなして、セミナーの満足度と売上を高めましょう。

そこで今回はZoom × Lステップについて、以下の流れで解説していきます。

  1. Zoomセミナーの満足度を高める4つのポイント
  2. Zoomの効果をより高めるLステップの活用術4選
  3. Zoomで録画を見せながらリアルタイム感を演出する方法

1.Zoomセミナーの満足度を高める4つのポイント

Zoomセミナーは、開催側も参加側も気軽に始められるのが魅力です。しかしその分、内容に身が入らず聞き流されたりして、思うような効果が出ない場合もあります。

そんな時は以下の4つのポイントを守って、セミナーの満足度を高めつつ、見込客を熱中させていきましょう!

  1. 15分前から待機してZoomの使い方を教える
  2. 基本全員に顔出しさせる
  3. お客さん同士でコミュニケーションを取らせる
  4. クロージングをブレイクアウトルームに分ける

Zoomセミナー最大のポイントは、極力リアルのセミナーに近づけることです。この4つを守ってリアルとオンラインの差を付けないようにし、同じ価値があるというマインドセットを持たせるようにしましょう。

15分前から待機してZoomの使い方を教える

Zoomセミナーをする際は、開始15分前から部屋を開けて待機しておきましょう。Zoomでは本会場に入室する前の「待機室」が作れるので、参加者をそこで待たせて名簿と名前を照らし合わせてください。

また、セミナー開始前にZoomの使い方や当日のアジェンダを共有しておくとスムーズに進行できるはずです。

基本全員に顔出ししてもらう

リアルとオンラインの一番の差は「参加者の顔が見えない」点にあります。自分の顔が出されてないと、見込み客に途中で離席されたり、スマホを弄りながら視聴されたりするかもしれません。

離脱を防いでセミナーに集中してもらうためにも、基本全員に顔出ししてもらいましょう。

また、スタッフ含め参加者を25名以下に抑えれば、全員の顔が一度に見えるのでおすすめです。

参加者同士でコミュニケーションを取ってもらう

リアルセミナーに近い一体感を出すため、ワーク等を行って参加者同士でコミュニケーションを取ってもらいましょう。

ワークを挟むことで、参加者に顔出ししてもらえますし、より能動的にセミナーへ参加してもらえます。

クロージングをブレイクアウトルームに分ける

セミナーが終わった後、そのまま手を離すと顧客の熱が冷めてしまうので、その場で個別相談を募集しましょう。少人数の小部屋を作る「ブレイクアウトルーム」機能を使って、最後のクロージングを行うのがおすすめです。

熱量の高いお客さんを取りこぼすのはもったいないので、より深い相談ができる場所も設けておくと良いですね。

Zoomの効果をより高めるLステップの活用術4選

ZoomセミナーとLステップを連携させれば成約率をさらに高められますが、ここからはより具体的なZOOMの活用術を紹介していきます。

結論Zoomを使ったLステップの活用のポイントは、大きく分けて4つです。

  1. 過去の参加者や成約者には招待を送らない
  2. 予約用の回答フォームから教育を始める
  3. リマインダ配信で離脱を防ぐ
  4. アフターセールスを行なう

すべて守って、1回のセミナーの効果を限界まで高めましょう。

1.過去の参加者や成約者には招待を送らない

同じセミナーを複数回行う際に、何度も同じ相手に招待を送っても通数が無駄です。それどころか、「何度も同じものを送ってきて迷惑だ!」と思われてしまえば、満足度低下のリスクにも繋がります。

なので過去の参加者にはタグを付けておき、同じオファーは送らないようにセグメント配信しておきましょう。

2.予約用の回答フォームから教育を始める

セミナーの参加者を募る際は、回答フォームを使って参加日時や名前等を入力してもらいましょう。僕はここで回答フォームの説明欄に「顔出しをお願いします」と記載しています。

「顔出しで参加をお願いします」と一言添えるだけで、当日の顔出し率が上がり、結果的にセミナーの離脱率を下げることに繋がるのです。

3.リマインダ配信で離脱を防ぐ

予約が確定したら、セミナー開始時刻を起点にリマインド配信を行い、Zoomへの参加率をアップっせましょう。Zoomを事前にインストールするように促すのも忘れないでください。

リマインダは基本1日1回で良いですが、セミナー開始15~30分前には追加で配信してZoomのURLを送ったり出欠の確認などを行ってください。

また、セミナーを複数開催する場合は、開催回数毎にリマインド配信を設定しておきましょう。

4.アフターセールスを行う

セミナ―終了後にはアンケートを取って、満足度や感想を確認してください。

また、この時成約に至らなかった人の中で「迷っている」ような雰囲気の人がいれば、アフターセールスもかけていきましょう。

例えば「セミナーから3日間は限定20%OFF!」など。アンケートに購入の意志を確認する欄を作り、迷っている方にだけ送ると更に効率的ですね。

ZoomでもLステップも、最小の手間で最大の効果を発揮できるように工夫することが何より大切です。自動化できることは極限まで自動化し、自分でやるべきことを最小限にできるように工夫を凝らしてくださいね!

3.Zoomで録画を見せながらリアルタイム感を演出する方法

これは少し裏技的なテクニックとなるかもしれませんが、Zoomセミナーでは工夫すれば録画映像をリアルタイム風に見せることが可能です!

具体的な手順は4つのステップに分かれます。

  1. 講義部分をあらかじめ録画しておく
  2. 冒頭のみリアルタイムで挨拶を行う
  3. 手短に録画に切り替える
  4. 質問対応やワークの時だけリアルタイムで対応する

講師の負担を劇的に減らせるテクニックですが、バレると印象が良くないので、やるなら絶対に誤作動が起きないように徹底しておいてください。

講義部分だけあらかじめ録画しておく

セミナー開始前に、中心になる講義部分をあらかじめ録画しておきます。セミナーはレジュメ等を見せながら行うと思うので、画面録画をしながら音声を録音して動画を作りましょう。

中間にワークなどを挟む場合は録画を2本作っても構いません。その際は切り替えの手間が倍になるので、ミスしないように注意してください。

録画冒頭の数秒は切り替えの猶予を作るため、無音の時間を取ると良いでしょう。

冒頭の挨拶はリアルタイムで行う

録画をリアルタイム風に見せるコツは、録画とリアルタイムを混ぜることです。

セミナー冒頭の挨拶はリアルタイムで行い、アイスブレイクで場を和ませましょう。

また、生の声と録画の声のトーンに若干の違いが生まれるため、切り替えの直前に「マイク変えますね」と言っておくと良いですね。(動画内で言っても構いません)

手短に録画に切り替える

こちらが実際にセミナーで録画へと切り替えているシーンです↓

最大の難関が録画映像に切り替える瞬間で、再生ボタンが出ないようにマウスコントロールには最新の注意を払ってください。

添付の動画は47秒から録画映像に切り替わっているので、同じように進行してもらえば問題ありません。

具体的な手順は以下の3つです。

  • ①顔を消す(カメラをオフにする)
  • ②MP4の講義録画を再生
  • ③再生したMP4を画面共有

必ず再生してから画面共有を行ってください。そうしないと再生ボタンが映り込む可能性が高まります。

最後の質問対応やワークの時もリアルタイムで対応する

セミナー終わりの質問対応は録画ではできないので、リアルタイムで行いましょう。中休みのワークがあれば、そちらもリアルタイムで行ってください。

録画であれば終了時間が想定できるので、再生終了までは自由に時間を使えます。リアルタイムに戻るときも、録画だと思われないように注意しておいてください。

まとめ:Zoom × Lステップで売上を最大まで高めよう

ZoomにもLステップも、最小の手間で最大の効果を発揮できるように工夫することが何よりも大切です。

自分の足で集客し、リアルでセミナーを行えば確かに成約率は高まりますが、必ずしも労力に見合うとは限りません。ビジネスをスケールさせるのであれば、「いかに少ない労力で最大限の結果を出せるか」が鍵となりますからね。

自動化できることは極限まで自動化し、自分でやるべきことを最小限にできるように工夫を凝らしてください。